2014年12月17日水曜日

東京西川といえば、ポーランド羽毛ふとん

高級寝具ブランドとして4世紀以上の歴史を誇る西川産業。

西川産業は羽毛ふとんのジャンルで最高品質の羽毛を取り扱っているが、それがポーランドの羽毛であることを知る人は意外と少ない。

羽毛ふとんのフワフワ感漂うタッチは水鳥のダウンによるもの。ダウンとはガチョウやカモの胸のあたりに生える綿羽を指す。軽量で保湿性に優れる特性ゆえ、羽毛ふとんの素材として使われている。ガチョウとカモを比べると、ガチョウの方が羽毛が大きくかさ高もあり、空気をたっぷり含むことでより暖かいものとなる。

寒い地域で育つガチョウほど、寒さから身を守るために大きく保湿性やかさ高に優れた羽毛になり、まさにポーランドの羽毛はこういった特徴を有する高いレベルのものとして評価が高い。


西川産業では1998年に「羽毛ふとん診断士」なる制度が設立されたという。同社の「羽毛ふとん診断士」によるとポーランドの羽毛が優れている理由をこう説明する。「伝統的にポーランドは家族経営の農場が主流です。個人が水鳥を育て管理するので常に良い状態に保つことができます。集団農場で育った水鳥とは歴然とした質の違いがあります」とのことである。

ポーランドの農家ではどこも「ホワイト・コウダ」という優れた品種を扱っていて、そのことがポーランドの羽毛を全国的に高いグレードに保つことに貢献していると言われている。その背景には「動物飼育科学研究所」の存在が大きい。同研究所は1946年に設立され、 ガチョウの品種改良や飼育技術研究、全国への普及等にこれまで取り組んできた。ポーランド羽毛ふとんの素晴らしさは、つまるところ、ポーランドが国をあげて羽毛に取り組んでいる賜物と言えるのである。

ポーランドの羽毛ふとんで寝てみたくなりますね!

【ポーランド羽毛ふとん、ポーランド進出支援、ポーランド進出コンサルティング、
ポーランド貿易投資の専用サイトはこちらから


0 件のコメント:

コメントを投稿